学校安全データ活用プロジェクトSchool Safety Data Utilization Project
学校における死亡・障害・負傷等の全事例をデータベース化し、継続的に統計・分析
株式会社E-LINEでは、独立行政法人日本スポーツ振興センターが毎年度まとめている「学校等の管理下の災害」に関する膨大なデータを対象として、クロス集計をはじめとする多面的なデータ分析を行っております。具体的には、「死亡見舞金」「障害見舞金」「供花料」「歯牙欠損見舞金」の支給事例を年度ごとに網羅的に整理し、学校種別(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・幼稚園等)や事故発生の状況、児童生徒の特性との関連性を多角的に検討しています。
単純な件数把握にとどまらず、性別や学年、事故の発生場所、活動内容とのクロス集計を通じて、災害の傾向を具体的に把握することが可能となります。また、経年的な変化を統計的に比較することで、学校現場におけるリスク要因の推移を明らかにし、安全対策の重点化につなげています。さらに、事例分析の結果を基に「どのような場面で事故が多いのか」「どのような属性で重篤な事例が発生しやすいのか」といった問いに答える形で、事故防止に向けた実務的な留意点を抽出しています。
E-LINEの特徴は、教育現場や行政機関がすぐに活用できる形で分析結果を整理し、グラフや統計表を用いた視覚的にわかりやすい報告を行う点にあります。これにより、学校現場の教職員や教育委員会の担当者が安全指導や管理体制の見直しに直結させやすくなります。私たちはデータ分析を通じて、単なる数値の提示にとどまらず、安全教育・事故予防の具体的な改善策を導き出すことを目的としております。
株式会社E-LINEは、今後もこうした統計資料の分析支援を継続し、教育現場における安全確保と児童生徒の健やかな成長に資する提案を行ってまいります。
参照:https://www.jpnsport.go.jp/anzen/kankobutuichiran/kanrika/tabid/3025/Default.aspx
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