コーポレートサイトの英訳および中国語訳プロジェクトCorporate Website Translation Project into English and Chinese
コーポレートサイト 英語・中国語翻訳プロジェクト
本プロジェクトは、東京機械製作所様(TKS)のコーポレートサイトにおける主要セクションについて、英語および中国語への翻訳を行い、グローバル対応力を強化することを目的として実施いたしました。翻訳対象は「製品情報」「会社情報」「IR情報」の三領域であり、それぞれ画面資料に赤丸で翻訳箇所が明示されていました。私たちE-LINEは、翻訳作業にあたり情報構造を正確に把握し、英語・中国語で一貫性のある表記を実現するための用語集とスタイルガイドを整備いたしました。
1. 翻訳スコープの整理
製品情報領域では、新聞用輪転機や商業用輪転機、デジタル印刷機などのカテゴリー、そして「COLOR TOP」「COLORMASTER」「ECONOMASTER」「JETLEADER」といった製品シリーズ名が翻訳対象となりました。固有名詞性の高い製品名や型番については、英語・中国語ともに原称を保持する方針としました。一方、カテゴリー名称や説明ラベルは自然な英語表現、中国語では簡潔で理解しやすい表現へ置き換えました。
会社情報領域では、「トップメッセージ」「経営理念」「沿革」「TKSの歩み」「生産設備」「検査体制」「アクセス」「環境への取り組み」などが対象となりました。英語表記は「Corporate Profile」「Management Philosophy」「Development」「History」など依頼資料に準拠したものを基本とし、中国語では投資家や取引先にとって直感的に理解できる標準表現を選定しました。
IR情報領域では、「決算情報」「株式情報」「電子公告」「コーポレートガバナンス」「事業報告書」「株主総会」「有価証券報告書」「適時開示情報」などが含まれ、英語では「Financial Information」「Corporate Governance」「Timely Disclosure Information」など、国際的に標準化された表現を採用しました。
2. 翻訳ポリシーと表記統一
翻訳にあたっては、以下の基本方針を採用しました。
固有名詞(製品名・シリーズ名・型番)は原称維持
英語は依頼資料にあるラベルを基本に全体統一
中国語は簡体字を基本とし、直感的に理解できる業界標準表現を採用
UIラベルは英語・中国語の双方で揺れが生じないよう、パンくずやナビゲーション上で統一
この方針により、国際的に通用し、かつユーザーにとって理解しやすい多言語サイト表記を実現しました。
3. 品質保証(QA)体制
短いUIテキストが中心であるため、翻訳の一貫性と表示上の可読性が重要となります。そのため、①用語集・対訳リストの作成、②ワイヤーフレームでの配置確認、③英語・中国語の相互レビュー、④ナビゲーションでの整合性チェックを徹底いたしました。特に、依頼資料に赤丸で示された翻訳対象箇所は、漏れなく翻訳し、画面キャプチャと対応する形で注釈を加えました。
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